ポートフォーリオ定式化によるプラットフォーム設計の最適化
Project/Area Number |
12750118
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
設計工学・機械要素・トライボロジー
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
荒川 雅生 香川大学, 工学部, 助教授 (20257207)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2001: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | データ包絡分析法 / 製品系列 / 性能評価 / 開発費の最適配分 / 多目的最適化 / プラットフォーム設計 / ポートフォーリオ最適化 / 設計工学 |
Research Abstract |
企業における製品開発の目的を一言で表現すれば「必要な機能を満足して,最も経済的なもの」を開発することである.そのためには,コスト面を重視したモデルを構築し,最適化を通じて解を探索することである程度の結果をもたらすことが可能である.しかしながら,一般に一企業で単一の製品のみを取り扱うことは無く,多くの場合製品系列を取り扱っている.この場合,個々の製品で最適化を進めていけば,個々の製品における経済性を重視した結果を導くことはできても,製品系列として見た場合,非常に多くの無駄が含まれてしまい,全体としては経済性が損なわれている.そこで,製品系列内にある製品の競争力を測ることを第一の目的とした.まず,性能面における評価としてデータ包絡分析法を用いた.その結果,性能評価を多目的で行えること,その結果を1次元尺度で測れることを明らかにした.これに,経営的な側面のデータ包絡分析法の評価を別にとり,両者を比較することをしてみた.その結果,性能の向上と経営的な利点は概ね相関性があることをしめすことが出来た.次に,性能向上を時系列的に見ることによって開発の内部モデルを外から見ることを試みた.その結果,製品の成長の様子を見て取ることに成功した.現時点では,開発費との関連が見れなかったため,内部モデルの構築には至っていないため,ポートフォーリオ定式化までは至っていない.
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)