Project/Area Number |
12750213
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Intelligent mechanics/Mechanical systems
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
丸尾 昭二 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助手 (00314047)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Fiscal Year 2001: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2000: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | マイクロ光造形法 / マイクロ可動機構 / 2光子吸収 / 光硬化性樹脂 / 光トラッピング / 3次元微細加工 / マイクロマシン |
Research Abstract |
本年度は、昨年度構築したマイクロ可動機構用2光子造形システムの最適化を行い、さまざまな光駆動マイクロマシンを作製することに成功した。さらには、光駆動マイクロマシンの力制御が可能であることも実証した。以下に、本年度の成果をまとめる。 1)140nmの加工分解能を達成 造形条件を最適化することによって、昨年度200nmであった加工分解能をさらに向上させ、140nmの加工分解能を達成した。この分解能向上によって、サブミクロンのクリアランスを安定に実現できるため、より高精度にマイクロ可動機構を作製することが可能となった。 2)マイクロ可動機構の力制御に成功 光トラッピング技術を応用して、マイクロマニピュレータの力制御が可能であることを実証した。実験では、アーム先端の発生力を4〜15fNの範囲で調節できることがわかった。力制御の精度は、4fNであった。このようなfNオーダの力制御が可能な光駆動マイクロマシンは、パイオナノテクノロジーに広く応用可能である。 3)マイクロ流体システムの基礎実験 マイクロ可動機構を内蔵させるマイクロ流体システムの基礎実験として、無細胞タンパク合成システムを構築し、マイクロチップ内でDNAからタンパク質を合成することに成功した。今後、本研究で開発した2光子造形システムを用いて、マイクロ流路のさらなる微細化およびマイクロ可動機構を用いた流体制御デバイスを内蔵させることで、より高性能なナノ合成システムを構築できると考えている。
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