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ペプチドライブラリーを用いて選択された分子の連結による強力な阻害剤の作成

Research Project

Project/Area Number 12750702
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 生物・生体工学
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

春木 満  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (30273593)

Project Period (FY) 2000 – 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Keywordsペプチドライブラリー / 酵素阻害剤 / ハイブリッド分子
Research Abstract

当該研究は、標的酵素に対しターゲティングと阻害のそれぞれの性質をもつ分子を連結することにより強力な阻害剤を開発することを目的とする。すでに、RNase HIに特異的に強く結合するが、RNase H阻害活性をほとんど示さない環状ペプチド(C7mer)を得ている。また、基質に対して弱いながらも競合阻害するペプチドも得られているので、このペプチド(L21mer)とC7merとのハイブリッド分子の作成を行った。ハイブリッド分子の作成は、グルタチオン-S-トランスフェラーゼ(GST)のC末端との融合蛋白質の形で行い、RNase HIとの結合をBIAcoreを用いて解析した。センサーチップに固定化したRNase HIに対し、GST-C7mer融合蛋白質の有意な結合は検出されなかった。これに対し、GST-L21mer-C7mer融合蛋白質はRNase HIとの結合が検出され、解離定数は52μMであった。以上の結果から、C7merのRNase HIへの結合には遊離のN末端が重要であり、融合した形ではN末端がブロックされているため結合できない可能性が考えられる。昨年度、36mer DNAをC7merのN末端アミノ基に連結した分子を作成したが、RNase H阻害活性を示さなかった。これもC7merのN末端をDNAとの連結によりブロックしてしまったことが原因と考えられる。現在、クロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼ(CAT)のN末端へこれらのペプチドを融合することにより、N末端をブロックしない形での融合蛋白質の作成を進めている。

Report

(2 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2016-04-21  

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