振動を利用したウシの自動哺乳装置および自動給餌装置の効率的利用方法に関する研究
Project/Area Number |
12760179
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Zootechnical science/Grassland science
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Research Institution | Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine |
Principal Investigator |
瀬尾 哲也 帯広畜産大学, 畜産学部, 助手 (40301973)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 牛 / 管理 / 自動給餌 / 自動哺乳 / 牛群誘導 / 条件付け / 放牧 / ポケベル |
Research Abstract |
ウシ(子牛および成牛)の首輪にポケットベルを装着し、各牛にそれぞれ給餌可能時刻を設定し、その時刻になるとポケットベルにコンピュータから振動を与え、ドリンクステーションおよびフィードステーションに誘導するための方法を検討した。 1.子牛の改良型ドリンクステーションへの誘導実験 従来のドリンクステーションへを子牛が前進しても退出できるように改良した。子牛8頭を1週齢から供試し、改良型ドリンクステーションを設置した群飼ベンで離乳まで群飼した。昨年度の実験では、ポケットベルの振動と代用乳を連合学習させるために専用のドリンクステーションが必要であったが、本年度ではそれがなくても学習可能であることが認められた。平均2日でウシはポケットベルが振動するとドリンクステーションを訪問することを学習した。さらに群からの全誘導のうち90%以上で代用乳を摂取することができた。 2.成牛のフィードステーションへの誘導実験 乾乳牛10頭をフィードステーションのある群飼ベンに順々に導入した。昨年度の実験では、ポケットベルの振動と配合飼料を連合学習するための専用のステーションが必要であった。しかし本年度だはそれが必要でなく、フィードステーション前を仕切り、トレーニング牛のみ導入して学習させた結果、平均2.7日で学習させることができた。群からの全誘導のうち約80%で配合飼料を摂取することができた。 3.まとめ ポケットベルの振動は、牛を群としてではなく1頭ずつ誘導するのに利用出来ることが明らかとなった。今後は一般的な畜産農家での飼養規模まで供試頭数を増やし実験する必要がある。また本システムは、搾乳ロボットへの誘導や放牧地における牛の誘導にも応用できることから更なる研究が必要である。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)