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組織球にアミロイドを異物として認識、処理させる

Research Project

Project/Area Number 12770110
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Experimental pathology
Research InstitutionYamaguchi University

Principal Investigator

星井 嘉信  山口大学, 医学部, 助手 (00263773)

Project Period (FY) 2000 – 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2001: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywordsアミロイドーシス / 抗体 / ワクチン / 組織球 / 多核巨細胞 / AGE
Research Abstract

(1)マウスにマウスSAAの一部(マウスSAA18-35)に相当するMAPペプチドを免疫し、抗体ができるかどうかについて検討した。マウスによっては抗体価の上昇がみられ、採取した血清を用いてマウスAAアミロイドの免疫染色を行ったところ、やや反応性は弱いがアミロイドと反応がみられた。次にこのMAPペプチド(SAA18-35)の投与によりマウスAAアミロイドーシスのワクチン療法が可能であるかどうかについて検討した。MAPペプチド(SAA18-35)を免疫後、complete Freund's adjuvantとM.butyricumのエマルジョンによりAAアミロイドを惹起する実験および、AAアミロイド惹起後MAPペプチドを免疫する実験を行った。マウスによっては軽度の抗体価上昇がみられたが、アミロイド沈着の抑制あるいは吸収促進効果はみられず、逆にアミロイド惹起後免疫をおこなった群ではコントロール群と比較して多量のアミロイド沈着がみられた。コントロール群(アミロイド惹起後12週放置)では惹起後2週放置のマウスと沈着態度が異なり、赤脾髄に小結節状に沈着していた。アミロイド周囲にはF4/80陽性の組織球浸潤がみられ、これらの組織球がアミロイド吸収に関与している可能性が示唆された。免疫を行ったマウスに多量のアミロイド沈着がみられた原因として、アジュバント(Titer MAX Gold)を用いた免疫自体がアミロイド惹起刺激となってしまった可能性が考えられる。今後MAPペプチドのみによる免疫等、アミロイド沈着を誘発しない免疫方法を模索していきたい。
(2)マウスに上記と同様のAAアミロイド惹起刺激を行い、さらに免疫系の賦活日的で酵母抽出物あるいはキトサンをマウスに投与したが、アミロイドの吸収促進効果はみられず、キトサンではコントロール群とほぼ同等、酵母抽出物ではやや多いアミロイド沈着がみられた。

Report

(2 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2016-04-21  

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