汎発性強皮症皮膚線維芽細胞におけるコラーゲン遺伝子転写制御の研究
Project/Area Number |
12770426
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Dermatology
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
尹 浩信 東京大学, 医学部・附属病院, 講師 (20282634)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | コラーゲン遺伝子 / Smad / TGF-β / P38 MAP キナーゼ / 転写制御 / 情報伝達 / 強皮症 / 線維芽細胞 / コラーゲン / サイトカイン / 転写因子 |
Research Abstract |
強皮症皮膚線維芽細胞では、コラーゲン遺伝子の発現が3倍程度亢進していた。TGF-βの情報伝達の関与を検討するために、Smadファミリーの関与について検討したが、Smad2, Smad3, Smad4の過剰発現によって正常皮膚線維芽細胞ではコラーゲン遺伝子転写活性が亢進したが、強皮症皮膚線維芽細胞では反応しなかった。またTGF-βの情報伝達を抑制するSmad7の過剰発現によって正常皮膚線維芽細胞ではコラーゲン遺伝子転写活性が抑制されたが、強皮症皮膚線維芽細胞では反応しなかった。さらに強皮症皮膚線維芽細胞では、Smad3のリン酸化が亢進し、Smad7の発現が亢進していた。以上の結果は、強皮症皮膚線維芽細胞はin vivoでTGF-β刺激を受け、コラーゲン遺伝子の発現が亢進している可能性が示唆された。さらに、強皮症皮膚線維芽細胞ではp38MAPキナーゼのリン酸化が亢進し、またp38MAPキナーゼの情報伝達経路を特異的阻害剤、あるいはdominant negative p38α, P38βの過剰発現にて阻害したところ、強皮症皮膚線維芽細胞のコラーゲン遺伝子発現亢進が阻害され、強皮症皮膚線維芽細胞におけるコラーゲン遺伝子発現亢進にはp38MAPキナーゼが関与しているものと考えられた。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)