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転写因子PU.1と相互作用し赤血球細胞系の分化・増殖を調節する遺伝子の単離

Research Project

Project/Area Number 12770575
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Hematology
Research InstitutionSasaki Institute

Principal Investigator

鈴木 光浩  (財)佐々木研究所, 細胞遺伝部, 研究員 (00321662)

Project Period (FY) 2000 – 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2001: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2000: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords血球系細胞分化 / ETSファミリー / PU.1 / 転写調節
Research Abstract

本研究では、Etsファミリー転写因子PU.1を含む転写調節複合体におけるクロストークを解明する一端としてその複合体の構成成分の単離・同定をGST-PU.1融合タンパク質を用いてアフィニティークロマトグラフィーにより試みた。
アフィニティーカラムクロマトグラフィーによるタンパク質の精製によりPU.1と相互作用している数本のペプチドが単離された。これらのペプチドのアミノ酸シーケンシングを行い、そのN末端配列および内部配列を解析した。得られたアミノ酸配列よりホモロジー検索を行った結果、Nucleolin, Carcino embryonic antigen, MeCP2, Histone H2Bであった。
これらのタンパク質の中でMeCP2は多くの遺伝子の転写調節領域に存在するCpGアイランドのメチル化CpG部位に特異的に結合し転写を負に調節する転写因子である。そこで、PU.1とMeCP2の相互作用がこれまでに報告されていないような転写調節機構を持つと考え両者の結合様式を免疫沈降法およびpull down法により解析を行った。その結果、PU.1のMeCP2との結合には、etsドメインと呼ばれるEtsファミリー間で保存された領域が、またMeCP2のPU.1との結合には、N末端領域と転写抑制ドメインのどちらかが必要であることを確認した。
さらに、PU.1は転写共役因子CBPあるいはHDACと複合体を形成し正または負の転写調節を行っているが、MeCP2とPU.1の結合はHDAC複合体に存在しているときにより顕著であることが共免疫沈降法により明かとなった。

Report

(2 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2016-04-21  

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