Project/Area Number |
12770578
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Kidney internal medicine
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
貝塚 満明 弘前大学, 医学部・附属病院, 助手 (90321968)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2001: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 糸球体硬化 / 細胞外基質 / メタロプロテイネース |
Research Abstract |
方法 培養メサンギウム細胞に対するgelatinase A(metalloproteinase-2, MMP-2)遺伝子導入。培養メサンギウム細胞4〜5代を用いた。リポソーム法(LIPOFECTAMIN PLUS, LIFE TECHNOLOGIES)を用いMMP-2遺伝子導入を行った。 MMP-2発現および活性の検討。MMP-2発現を検討するため24〜72時間後に特異的抗体を用いた蛍光抗体法によりその発現をコントロールと比較した。またその活性を調べるためにゼラチンを含むポリアクリルアミドゲルを用いたザイモグラフィーを行った。 MMP-2遺伝子導入の培養上清中IV型コラーゲン量に及ぼす影響の検討。遺伝子導入を行った細胞にTransforming Growth Factor-1(TGF-β1)を培養上清に加え72時間刺激培養を行った後の培養上清中のIV型コラーゲン量をコントロールと比較した。 結果 遺伝子導入操作後メサンギウム細胞はコントロールの細胞と比較してMMP-2発現の増加が蛍光抗体法により示された。24〜72時間後のザイモグラフィーによる検討では有意なゼラチン分解活性の増加は認めなかった。遺伝子導入操作後メサンギウム細胞をTGF-β1による刺激培養後に培養上清中のIV型コラーゲンの量をコントロール群と比較したが72時間後まで優位な変化は認めなかった。
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