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CYP17遺伝子多型は婦人科疾患の発生、進展および治療効果に関与するか?

Research Project

Project/Area Number 12770919
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Obstetrics and gynecology
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

池田 裕一郎  長崎大学, 医学部・附属病院, 助手 (60315249)

Project Period (FY) 2000 – 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
KeywordsCYP17遺伝子多型 / 閉経 / 子宮体癌 / エストロゲン依存性 / 月経発来
Research Abstract

シトクロームP450c17αをコードする遺伝子であるCYP17遺伝子のプロモーター領域の遺伝子多型は,この領域をPCR法で増幅し,制限酵素であるMsp A1で消化すると,消化できないalleleをもつA1と消化できるA2の二つのalleleを検出できる。それを用いて,昨年(平成12年)度は月経発来とこの多型の関連性および子宮体癌の子宮体癌の子宮外進展への関与への可能性を報告してきた。今年(平成13年)度は,この多型が閉経に関与するかどうかおよび子宮体癌の発生に関与しているかを検討した。
A2 alleleを持っている群の閉経年齢は平均52.0±1.87歳であるのに対し,A2 alleleを持っていない群の閉経平均年齢は49.8±3.83歳とA2 alleleを有するものに閉経年齢が早期におこる可能性が示唆されたが,t検定でのp値は0.28と有意差を認めなかった。また,子宮体癌の発生に関する検討では,組織学的に子宮内膜増殖症が若年性体癌(エストゲン依存性の子宮体癌)に合併しやすいことより,子宮内膜増殖症が組織学的に認められた子宮体癌と認められなかった子宮体癌の二群に分け,A2 alleleの有無につき検討したが,その両者のは有意差を認めず,また術後後療法の必要な症例あるいは組織分化度に関してもCYP17の多型は,その関与が否定的であった。
今後は,良性疾患である子宮筋腫あるいは子宮内膜症の発症あるいは,Gn-RH analogueの治療効果につき,CYP17遺伝子多型が関与しているかどうかを調べていく予定である。

Report

(2 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2016-04-21  

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