Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2001: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Research Abstract |
平成12年度は健常者に対するガム咀嚼による筋電図積分値の変化を行った.すなわち,正常咬合者における咀嚼訓練・血流量・筋疲労・筋力の関係を検索した.なお,血流の変化の測定に関しては測定機器の検討・調整をするにとどまった. I.研究対象者の選択 正常な顎間関係を有し,欠損歯あるいは歯冠を被覆するような修復物を有さない者を対象とした.研究を開始するにあたり,研究内容を説明し,主旨を理解してもらい,研究同意を得た. II.ガム咀嚼訓練 硬さの異なったガムを毎食後10分間,2週間咬んでもらった.訓練途中,顎関節に異常が生じた場合は,即訓練を中止した. III.測定方法 表面筋電図で咬筋と側頭筋の積分値を測定することで筋の収縮レベルを判定した.測定時に与える負荷は,最大咬みしめとガム咀嚼とした.咀嚼経路・リズムに関してはそれぞれアキシオグラフとシロナソグラフを用いて計測した. IV.咀嚼訓練後の測定 ガム咀嚼訓練を行った研究対象者に,II.と同様の測定をおこない,訓練効果を判定した. V.データ整理 以上のをまとめ,筋血流量の変化を検索した後に総合的に評価し,発表する予定である.
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