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歯性感染症における抗菌薬の局所投与に関する研究

Research Project

Project/Area Number 12771257
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Surgical dentistry
Research InstitutionOsaka Dental University

Principal Investigator

木下 智  大阪歯科大学, 歯学部, 助手 (00319584)

Project Period (FY) 2000 – 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2001: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords歯性感染症 / 抗菌薬 / 局所投与 / 嫌気性菌
Research Abstract

歯性感染症患者から採取した膿および成人ボランティアから採取した唾液を検体とし、あらかじめ用意した抗菌薬液と接触させた。検体数は10例で、抗菌薬はピペラシリン(PIPC)、セフメタゾル(CMZ)、イミペネム(IPM)、ミノサイタリン(MlNO)、クリンダマイシン(CLDM)およびジベカシン(DKB)の6種を用いた。薬剤濃度は静脈内投与に使用する1回量の濃度(低濃度)とその10倍濃度(高濃度)とし、それぞれトリプチケースソイ液体培地で溶解した。対照として薬剤を含まない液体培地をもちいて同様に接触させた。接触時間は5分、30分および60分とし、接触後生理食塩水で10倍連続希釈し、CDC処方血液寒天培地に塗抹した。嫌気条件下にて37℃、48時間培養し生育したコロニーより総菌数を算出した。対照と比較して総菌数が1/10以下となった抗菌薬液を有効と判定した。
薬剤濃度は、低濃度より高濃度で有効数が多かった。高濃度において有効と判定された薬剤は5分では,IPMが最も多く、ついでPIPCとCLDMであり、その後CMZ、MINO、DKBが同数であった。30分では1.IPM、2.MINO、3.CLDM、4.PIPC、CMZおよびDKBとなった。60分では1.IPM、2.MINOとDKB、ついで、4.PIPCとCMZ、6.CLDMとなった。有効数は接触時間5分より30分および60分の方が多かった。全ての検体に有効な薬剤は5分ではみられなかったが、30分と60分ではIPMが認められた。60分後も全薬剤が無効である検体はなかった。
以上の結果より、抗菌薬局所投与は薬剤濃度が高い方が効果が高く、.5分程度の短時間では効果が少ないため長時間作用させる必要があるものの、歯性感染症治療に有効な場合があることが示唆された。
ただし、全症例に有効な薬剤はなく、各症例で投与前に有効薬剤を判定しなければならない。今後、薬剤の的確な選定法について検討したいと考えている。

Report

(2 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2025-11-17  

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