歯胚発生過程におけるプログラム細胞死に関連したシグナル伝達の分子生物学的解明
Project/Area Number |
12771307
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
矯正・小児・社会系歯学
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Research Institution | The Nippon Dental University |
Principal Investigator |
亀田 剛 日本歯科大学, 新潟歯学部, 講師 (30277610)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | プログラム細胞死 / in situ hybridization法 / 歯胚 / 発生 / シグナル伝達 / 上皮-間葉組織相互作用 / 再生 / 器官培養 |
Research Abstract |
プログラム細胞死は発生の過程において、その形態や機能の正常な発現を現すために必要不可欠のものである。本研究は歯胚発生過程、特にその初期におけるブログラム細胞死に関連したシグナル伝達の分子生物学的解明を研究し、これにより歯胚形成のメカニズムを解き明かしていくことにより、歯牙顎骨領域における再生の可能性とその実現に近付くことを目的としている。本研究の土台となるcDNAブローブを含むコンストラクトについては、多大なる時間がかかってしまったが、現時点で培養細胞を用いたテストの結果も含めて、完了したといってよい状態である。つまり、in situ hybridization法(ISH)に必要なcRNAプローブについては完了したことになる。しかし、口腔上皮および間葉組織を分離培養、もしくは顎の器官培養に関しては多くの問題があり、現時点では上皮-間葉組織の相互作用を含めて研究の評価対象にできる状態に至っていない。この点について、さらなる原因究明と培養方法の確立を目指さなくてはならない。また、培養がうまく行っていないために組織切片を用いて予備実験を行ったのだが、発表できるに足るデータを得るにいたってはいないのが現状である。プローブや手法には問題はないはずであるので研究内容に関して、現在、考慮中である。本科研はここで終了してしまうが、今後も本研究の問題点を調査、原因究明し、さらに培養組織内での蛋白の産生やその過剰発現およびノックアウトの実現を目指すことを予定している。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)