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歯の移動による歯根膜改造に見られる抗原提示細胞の役割

Research Project

Project/Area Number 12771312
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 矯正・小児・社会系歯学
Research InstitutionMatsumoto Dental University

Principal Investigator

川原 一郎  松本歯科大学, 総合歯科医学研究所, 助手 (20319114)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2001: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywords歯根膜抗原提示細胞 / 歯の移動 / 免疫電顕 / 抗原提示細胞分化 / 樹状細胞 / 歯根膜改造 / 破骨細胞 / マクロファージ / MHC class II / ACP ase
Research Abstract

歯根膜に存在する抗原提示細胞の役割を明らかにするために計画Lた項目のうち、以下の項目について研究結果が集積し、整理検討中である。
1,「歯根膜抗原提示細胞の同定」
歯根膜抗原提示細胞の特徴付けを免疫組織化学を用いた透過型電顕にて行った。抗原提示細胞の特徴としてMHC classII分子を細胞膜表面に認めるが、様々な免疫電顕での検索で、その表原型のデータが集まった。その結果、細胞サイズ、細胞形態、細胞膜の様相、細胞内小器官、免疫組織化学への反応様式などに特徴付けを行うことができた。また、歯膜における抗原提示細胞の発生経路についても、様々な分化過程を示すと考えられる細胞形態から推測すべく検討中である。
このテーマに関しては、これまでの研究成果の一部を公表準備中である。
2,「歯根膜への力学的な負荷に対する抗原提示細胞の反応様式の解明」
歯根膜に負荷を与えた時の抗原提示細胞の分布、超微形態の変化から歯根膜抗原提示細胞の動態を観察した結果、歯根膜負荷に対して、抗原提示細胞は歯根膜での分布様式を変化させた。すなわち力学的に圧迫を受ける部分には抗原提示細胞は減少し、代わりに破骨細胞が多く出現した。また、破骨細胞が多く存在した骨吸収領域の歯根膜に力学的が圧力を少なくすると、抗原提示細胞が明らかに多く出現した。これらから歯根膜抗原提示細胞が歯根膜への力学的負荷に反応し、特に歯根膜での分布様式を変化させることが明らかとなった。
3,「歯根膜改造における他の歯根膜細胞(特に破骨細胞)との関係」
単球から分化した抗原提示細胞は、その分化過程に破骨細胞との接触が重要であるという過程のもと、抗原提示細胞と破骨細胞の接触現場を透過電顕で探索中である。

Report

(2 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2016-04-21  

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