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やり投げにおけるヤリに加える力からみた投げ技術の評価と投てき方法の最適化

Research Project

Project/Area Number 12780022
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

前田 正登  神戸大学, 発達科学部, 助教授 (90209388)

Project Period (FY) 2000 – 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywordsやり投げ / ヤリに加わる力 / 加速度センサ / 投げ動作 / 無線計測 / 力学的解析 / 最適化
Research Abstract

やり投げ競技において,ヤリはたわみ,リリース後も振動しながら飛行することが知られている。これまでに,ヤリの弾性体としての側面に注目し,振動特性を明らかにしてきた。その結果,人間が行う投げ動作を分析する際にも,ヤリは弾性体として扱う必要があるとの結論に達した。しかし,弾性体と見なすことは,投げ動作の力学的解析をさらに難しくすることになる。それは,力学的解析のためにはヤリの入力情報が不可欠で,その精密な測定が難しいからである。これらを解決するには,力を測定するセンサを独自に開発する以外にない。本研究では,投てきの際にヤリに加わる加速度を測定するシステムを開発した。
本年度は,昨年度に収録したデータに加え,さらに競技レベルの高い選手から低い選手まで幅広くデータを収集し,やり投げを力学的に解析することを目的とした。
本年度に得られた研究成果を以下にまとめる。
ヤリに加わる運動量が大きいほどヤリの飛距離は大きくなることが認められた。しかし,ヤリのリリース直前で高い加速度を獲得している選手の方が,ヤリの投てき距離が大きくなるとは限らなかった。これには,最高加速度に達するまでの間に相当する運動量を獲得していることが原因していると考えられた。
より大きな飛距離を獲得するにはより大きな運動量を獲得する必要があり,運動量をより多く獲得するには,最高加速度(力の最大値)を高くすることのほかに最高加速度を加える時間を長くする方法も考えられる。選手には,どの動作局面でより大きな加速度の獲得を見込めるのかを考えることが望まれる。
今後,本測定システムを用いて,さらに多くのデータを収集しやり投げの投げ技術(ヤリに加わる力)を体系化できるように努力したい。

Report

(2 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2016-04-21  

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