分散型マルチメディア情報ベースにおける参照一貫性管理と文書部品化に関する研究
Project/Area Number |
12780319
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
情報システム学(含情報図書館学)
|
Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
大本 英徹 京都産業大学, 工学部, 助教授 (80257774)
|
Project Period (FY) |
2000 – 2001
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
|
Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | ハイパーメディア / ビデオサーバ / アクセス制御 / 一貫性維持 / コンテンツ開発 |
Research Abstract |
本年度は,ビデオオンデマンドサーバのためのアクセス管理機構の開発に関する研究,及び,ハイパーメディアコンテンツとして重要と考えられるXML文書を対象とするXML文書データベースにおける参照リンク一貫性維持機構に関する研究を行った.その内容は以下の通りである. ・ビデオコンテンツアクセスのためのアクセス制御機構の基本設計と試作システムの開発を行い,プロトタイプシステムを稼働させた、これはクライアン側則で動作するJavaアプレットがアクセス管理データベースからネットワークを介して取得したアクセス権にもとづいて自律的に制御を行う方式である.この機構によりハイパーメディアデータベースにおける時系列型メディアへの柔軟なアクセス制御が可能となった. ・ビデオ動画を利用した時系列型ハイパーメディアコンテンツをXMLを基盤とするSMIL文書として生成し,このための同期再生環境とSMILコンテンツをネットワークを介して共同作業を行う編集ツールを設計、試作した.これらにより、エンドユーザによるビデオ動画とWebページを組み合わせた時系列型マルチメディアコンテンツの分散共同編集を可能とした. ・Linuxクラスター型分散並列サーバ環境における動画像サーバーの構築のための,予備実験と基本アーキテクチャの設計を行った.これにより,汎用PCクラスタによる動画像サーバの構築の可能性の一部を検証することができた. ・XML文書データベースにおけるハイパーリンク参照一貫性維持機構の設計・開発を行った.これにより,XML文書サーバーにおけるハイパーリンクの参照一貫性の半自動維持が比較的容易に行えるようになった.
|
Report
(2 results)
Research Products
(3 results)