Project/Area Number |
12875054
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
電力工学・電気機器工学
|
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
上羽 貞行 東京工業大学, 精密工学研究所, 教授 (90016551)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石井 孝明 東京工業大学, 精密工学研究所, 助手 (40262323)
中村 健太郎 東京工業大学, 精密工学研究所, 助教授 (20242315)
|
Project Period (FY) |
2000 – 2001
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
|
Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
Keywords | 超音波モータ / 摩擦材料 / 摩擦 / 伝送線 / トルク / 振動速度 / 振動モード / マイクロ |
Research Abstract |
研究の目的 本研究の目的は「直径1mm、長さ1m程度の内視鏡用超音波モータを実現する」ことである。 本年度の研究実施計画 1.マイクロ超音波モータの形状の決定 (1)駆動に必要な振動モードを得るための、振動子の形状、伝送線の形状を改良・設計した。 (2)先端部分の回転部分の設計を行う。直線的な超音波振動を回転力に変換する機構や、押さえ機構、動力を取り出す機構などの具体的な設計を行った。 (3)より小型のモータの設計を行った。直径0.5mmの伝送線を用いた。 2.マイクロ超音波モータの試作 (1)超音波振動子の試作、伝送線の接続 設計に従って、圧電セラミックス、金属部品を購入した。 (2)超音波振動子の先端に直径1mmの超音波伝送線、および直径0.5mmの超音波伝送線を接続した。 (3)提案するマイクロモータを試作した。 3.動作の確認 (1)組み上がったモータの先端部の振動を計測し、所望の振動が得られているかどうか、レーザ変位計を用いて確認した。 (2)伝送線には可撓性があるため、フレキシブルなアクチュエータになった。曲げても先端の動作に変化はなかった。 4.振動変換機構および回転部分の検討 (1)振動変換機構(直線運動から回転運動へ)については、今後も常に改良を心がけ、よりよい構造になるようにする。
|