Project/Area Number |
12877039
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Experimental pathology
|
Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
池原 進 関西医科大学, 医学部, 教授 (90108986)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
足立 靖 関西医科大学, 医学部, 講師 (10268336)
安水 良知 関西医科大学, 医学部, 助教授 (00142753)
稲葉 宗夫 関西医科大学, 医学部, 助教授 (70115947)
土岐 純子 関西医科大学, 医学部, 講師 (40077681)
比舎 弘子 関西医科大学, 医学部, 講師 (90151422)
杉浦 喜久弥 関西医科大学, 医学部, 講師 (30171143)
|
Project Period (FY) |
2000 – 2001
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
|
Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
|
Keywords | 骨髄移植 / 臓器移植 / モンキー / 造血幹細胞 / 間葉系幹細胞 |
Research Abstract |
マウス,ラットを用いて、骨髄内(Intra-bone marrow : IBM)に骨髄細胞を移植(IBM-BMT)すると、従来の方法(静脈内[IV]に骨髄細胞を移植するIV-BMTや門脈[PV]内に骨髄細胞を移植するPV-BMT)よりも、放射線量を減量しても生着率が高く、造血の回復も速やかであることを発見した(Blood 97:3292-3299,2001)。それ故、ヒトへの応用を視野に入れて、モンキーの実験を開始し、次のような結果が得られた。 i)末梢血の混入を防ぐため、従来の腸骨を用いたAspiration Method (AM)に代わって、長管骨を用いたPerfusion Methodを開発(Stem Cells 18:453-456,2000)し、長管骨と腸骨での骨髄細胞の採取率と年齢的変化を検討し、モンキーでは安全性の上からも上腕骨が最適であることを明らかにした(Stem Cells In press)。 ii)灌流法に用いる骨髄採取セットを考案中で、骨片が骨髄内に混入せず、しかも摩擦熱の少ない電動式の骨髄採取セットを開発中である(特許申請中)。 iii)"Conditioning"としては、マウスの実験でDonor lymphocyte infusion(DLI)を用いれば、放射線量を減量しても生着不全が起らないことを見出した。
|