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自然免疫に影響を及ぼす天然資源の探索

Research Project

Project/Area Number 12878103
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Bioorganic chemistry
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

大島 吉輝  東北大学, 大学院・薬学研究科, 教授 (00111302)

Project Period (FY) 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywords自然免疫 / 昆虫 / アッセイ法 / 昆虫共生菌 / 昆虫寄生菌
Research Abstract

免疫系には獲得免疫とともに自然免疫が存在する。本研究では、最近注目されている免疫系である自然免疫の機構の解明とそこに作用する物質を探索するために、昆虫を用いたアッセイ法の開発を行った。まず生体防御遺伝子の転写制御領域にb-galactosidaseを産生させるためのレポーター遺伝子を組み込んだ遺伝子を導入した遺伝子組換えショウジョウバエを用いて、自然免疫の賦活や抑制を検出するためのアッセイ法を開発した。本アッセイは、自然免疫により産生される抗菌タンパク量をb-galactosidaseの産生量を測定することにより間接的に知るという新しい方法である。
次いで、自然免疫系に影響を及ぼす物質の探索源として、昆虫と共生あるいは寄生関係にある微生物を選んだ。すなわち、昆虫の腸内に生息する昆虫腸内微生物を分離した。それらの微生物は、共生や寄生条件でのみ生息可能なものも多いと考えられる。そこで、まず分離された腸内微生物の単独培養を検討した。その結果、数十種の微生物の単独培養に成功した。さらに、アッセイに必要なエキスを調製できる微生物量を得た。それらについて上記のアッセイを行ったところ、自然免疫賦活作用を示す微生物が存在した。現在、その大量培養を行っている。

Report

(1 results)
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2016-04-21  

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