創薬、医療を目的とした「機能ゲノム科学」の戦略的手法の樹立
Project/Area Number |
12897025
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Biological pharmacy
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
内田 和彦 筑波大学, 基礎医学系, 助教授 (90211078)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斉藤 俊行 放射線医学綜合研究所, 第2グループ, 主任研究員 (90205667)
田中 利男 三重大学, 医学部, 教授 (00135443)
辻本 豪三 国立小児病院, 研究センター, 部長 (80172013)
赤木 究 埼玉県立がんセンター研究所, 室長 (30244114)
村上 康文 東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (90200279)
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Project Period (FY) |
2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2000: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | 創薬 / 機能ゲノム科学 / 遺伝子発現プロファイル / 遺伝子 / マイクロアレイ |
Research Abstract |
機能ゲノム科学の手法としてマイクロアレイのプロトコールについての標準化などを打ち合わせるため、2回の打合会を行った。その結果をまとめた冊子を作製している。また下記の要領で講演会を行った。 日時:2001年3月6日(火)11:00-18:00 場所:筑波国際会議場(エポカル)2階 中ホール 「創薬と医療における機能ゲノム科学の戦略」 ヒトゲノムプロジェクトとセレラジェノミクス社による「ヒト遺伝子総数ぱ4万たらずである」との発表は、ヒトという複雑な生命体を理解する上でさらなる難題を課してきたかのようにも思われる。遺伝子の病態特異的な発現プロファイルや部位特異的発現プロファイル、さらにはその産物であるタンパク質の発現プロファイルと翻訳後修飾のモニタリングがゲノム情報の医療、創薬への応用には欠かせないキーテクノロジーであることはまちがいない。ゲノムワイドな遺伝子発現プロファイルとSNPを調べる手法であるマイクロアレイ、DNAチップ、タンパク質機能を探るためのタンパクチップは基礎研究のステージから次第にガンの診断や創薬ターゲットの探索へと、より実用的なステージへ移り始めている。本講演会は、創薬と医療における機能ゲノム科学の戦略に関する情報交換をするとともに、膨大な量の遺伝子データからいかなる情報処理で生命体のシステム解明にアプローチしていくかを具体的に考える機会にしたい。 機能ゲノム科学の戦略 座長 石川智久 (東京工業大学大学院) 内田和彦 藤田芳司 (グラクソスミスクライン株式会社) 石川智久 ゲノムデータ解析と遺伝子ネットワーク 矢田哲士 (理化学研究所 ゲノム科学総合研究センター) 斎藤俊行 内藤正規 (山之内製薬株式会社 分子医学研究所) 村上康文 岡本正宏 (九州大学大学院農学研究院) 神沼二真 創薬と医療におけるゲノム戦略 油谷浩幸 (東京大学先端科学技術研究センター) 赤木究 田中利男 (三重大学 医学部 辻本豪三 (国立小児病院・小児医療研究センター) 村松正明 永島廉平 (中外製薬株式会社) 河合隆利 本講演会の資料をまとめ刊行予定である。
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Research Products
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