Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 貴康 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (80124551)
土居 範久 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (50051553)
牛島 和夫 九州大学, システム情報科学研究科, 教授 (40037750)
上林 弥彦 京都大学, 情報学研究科, 教授 (00026311)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2000: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
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Research Abstract |
[A]情報学の学問体系とそのあり方・研究の進め方 [B]情報の科学技術分野の共同研究 [C]総合的学際的情報学の学問体系と学際的共同研究 について,全国の主要大学の研究者が集い,現状の紹介と分析,問題点の抽出と対策,将来展票と振興の方策・体系化などについて報告・検討・議論を行い,理解を深め,情報学推進のための提言を行なった。 企画調査研究の研究会は6回に及んだが,議論に参加して下さった各分担者は極めて多忙な方々であるので,今年度の報告書は,大筋での議論の方向を調整した以外にはそれぞれが分担した項目について細部まで全体で検討する余裕がなく,下記の機に従ってそれぞれの分担の範囲で各自の考えを記載することとし,引き続き来年度以降も議論を続けて内容的に一層調和のとれたものとすることとした。 1] ITを推進する基盤としての情報学と戦略的重点テーマ 高度情報化社会においてITを推進のための学術的基盤としての情報学とその中核をなすネットワーク,情報システムのアーキテクチャ/構成法,ソフトウェア,データベースの技術,情報応用,生体情報,知能情報処理など,ほぼ10の重要分野について,戦略的重点テーマを挙げて論じた。 2]21世紀における情報学の学問体系と研究教育の方向について これからの高度情報化社会の学術的基盤となるべき情報学の学問体系について論じ,その研究と教育の方向を展望しようとするものである。情報学の学問体系は,今後,10年以上の研究を経て,確立されるものと捉え,それに至る基本理念,コア分野や研究推進,教育推進・人材の養成とそのあり方,大学及び学会の果たすべき役割,研究活動の国際化と国際協力などについての意見・見解・展望などを議論した。 その一つとして、米国NSFなどの講演者を招いての情報交換を行い、見識を深めた。
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