細胞内共生クロレラ胞の比較研究と新規細胞内共生系の構築
Project/Area Number |
12J02141
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Evolutionary biology
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
早川 昌志 神戸大学, 理学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 細胞内共生 / 共生クロレラ / ミドリゾウリムシ / トランスクリプトーム / 琵琶湖 / プロテオーム / 人工共生系 / 次世代シーケンサー / 原生動物 / クロレラ / シンクロロソーム / 電子顕微鏡 / 有中心粒太陽虫 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、原生動物の細胞内に共生する共生クロレラにおける細胞内共生機構の解明の為、(1)共生クロレラ株の収集・培養株確立、(2) ミドリゾウリムシにおける共生に関連した細胞内構造の変化の観察、(3)トランスクリプトーム比較解析による共生に関連して変動する遺伝子の探索を行った。(1)、(2)、(3)ともに、細胞内共生の多様性とメカニズムの解明へと繋がる重要な研究である。今回、日本各地における複数宿主種(繊毛虫類ミドリゾウリムシ、アメーバ類ミドリマヨレラ、太陽虫類アカンソキスティス、太陽虫類ラフィディオフリスなど)由来の共生クロレラを培養株化した。複数宿主種由来の共生クロレラ株はこれまでになく多様であり、今後の共生機構解明に加え、非共生系統の原生動物等に対する新規共生系の構築においても有用な材料となる事を期待している。また、(2)と(3)では、共生クロレラを持った状態のミドリゾウリムシ(Green)と、持っていない状態のミドリゾウリムシ(White)について、形態およびトランスクリプトームの比較を行った。ミドリゾウリムシが共生クロレラを持つ事で、形態的にも遺伝子発現的にも変化のある結果を得られており、今後の細胞内共生研究に役立つ成果であると考えている。また、ミドリゾウリムシにおける遺伝的データベースは少なく、今回新規に得たミドリゾウリムシのRNAseqのデータを用いて、当研究室における共同研究者と連携して、ミドリゾウリムシにおける共生クロレラ包膜(PV膜)のプロテオーム解析も行った。それらの結果も合わせて、細胞内共生研究を発展させる貢献をしたと考えている。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(12 results)