Project/Area Number |
12J05328
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
数理物理・物性基礎(理論)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
杉浦 祥 東京大学, 理学系研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2012: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 統計力学 / 量子純粋状態 / グランドカノニカルアンサンブル / 電子系 / 量子統計力学 / 量子力学 / 孤立量子系 / 量子スピン系 / フラストレーション系 |
Outline of Annual Research Achievements |
統計力学における予言は従来アンサンブル平均と呼ばれる、実現しえる状態全ての平均によって求められてきた。対照的に、たった一つの典型的な量子純粋状態によって全ての予言が可能な定式化を、申請者らは完成させた。 申請者は1.この定式化を「グランドカノニカル」と呼ばれる、粒子の数がゆらいでいるような系への拡張を行う事を目的として研究を行い、達成し、2.その実例として、大規模数値計算を物性研究所のスーパーコンピューターを用いて行った。 2.については、当初は量子スピン系で数値計算を実行する予定であったが、1.「グランドカノニカル」を用いた定式化と組み合わせるため、電子系での数値計算へと変更した。その結果、より一層の大きなインパクトとなり、Physical Review Letter B誌において、Rapid Communicationsと呼ばれるレター形式で出版された。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)