細胞分裂中期の染色体整列におけるNDRキナーゼの機能
Project/Area Number |
12J07864
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Cell biology
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
髙橋 克宣 (2013-2014) 東北大学, 生命科学研究科, 特別研究員(DC1)
高橋 克宣 (2012) 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2012: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | NDR1 / AAK1 / Rabin8 / 染色体整列 / MST1 / Aurora B |
Outline of Annual Research Achievements |
当研究室においてNDR1が哺乳類細胞の染色体整列に必須のキナーゼであることが明らかとされた。しかし、分裂期におけるNDR1の生理的基質は不明であり、NDR1による染色体整列の制御機構は不明である。最近、NDRキナーゼの新規基質としてAAK1やRabin8、PI4KBなどの蛋白質が同定された。そこで、本年度はNDRキナーゼの新規基質として同定された蛋白質の細胞分裂における機能を解明することを目的として、以下の二点について研究を行った。1, 哺乳類細胞の核形態に対するNDRキナーゼ新規基質の発現抑制の効果検討。紡錘体形成の異常は不均等な染色体分配を引き起こし、微小核と呼ばれる小さな異常な核の断片の形成を誘発する。また、細胞質分裂における異常は細胞の多核化を引き起こすため、核形態によるスクリーニングは細胞分裂にとって重要な因子を探索するうえで強力な手法である。NDRの新規基質として同定された蛋白質のsiRNAを作成し、HeLa細胞の核形態に対する発現抑制の効果を検討したところ、AAK1の発現抑制は細胞の多核化を、Rabin8の発現抑制は微小核の形成を誘発した。したがって、AAK1は細胞質分裂において、Rabin8は染色体整列において必須の因子であることが示された。2, 染色体整列に対するNDRキナーゼ新規基質の発現抑制の効果検討。核形態の観察結果から、Rabin8が染色体整列に寄与することが示唆されたので、紡錘体形成におけるRabin8の発現抑制の効果を検討した。その結果、Rabin8の発現抑制細胞は染色体整列異常が誘発されており、Rabin8が染色体整列にとって必須の因子であることが明らかとなった。以上の研究結果より、NDR1の下流因子であるRabin8が染色体整列に寄与することが示され、NDR1とともにRabin8が協調的に染色体整列を制御する可能性が示唆された。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)