大豆製品・大豆イソフラボン摂取とアレルギー性疾患との関係を探る臨床疫学研究
Project/Area Number |
12J08918
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Eating habits, studies on eating habits
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
中本 真理子 徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2012 – 2013
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2012: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 大豆製品・大豆イソフラボン / ライフスタイル / アレルギー性疾患 / 勤労者 / 公衆栄養 / 栄養疫学 / 栄養疫 |
Research Abstract |
これまでに細胞や動物を用いた研究で、大豆イソフラボンや核酸といった食品成分が、免疫機能や慢性疾患に対して予防効果があることを明らかにしてきた。そのため、これら食品の摂取状況や生活習慣が、ヒト集団においても同様の効果があるかを検証するために本研究を実施した。前年度に引き続き、本年度においても、徳島県に居住している20歳~60歳の成人勤労者1800名を対象とした調査を実施し、勤労者の食生活、身体活動状況、健康状態などに関する情報の蓄積を行うとともに、そのデータを活用して解析を行った。本研究は、ヘルシンキ宣言に則り、対象者の倫理・人権・個人情報保護に十分な配慮をし、徳島大学病院臨床研究倫理審査委員会の承認を受け、実施された。2013年5月~2014年3月の期間に行われた健康診断時に、大豆製品の摂取を含めた食事内容、食行動や休養・運動を含む生活習慣、アレルギー既往に関する質問票調査および、身体計測、採血を実施した。今年度までに作成されたデータセットを用いて統計解析を行った。統計解析はSPSS (version l8.0J)を使用した。大豆製品摂取頻度調査から得られた大豆イソフラボン量と各種アレルギー性疾患との関係についてロジスティック回帰分析を用いて解析を行った。解析時には、年齢、性別、喫煙習慣、飲酒習慣、BMI、アレルギー性疾患の家族歴、総エネルギー摂取量を調整因子として補正した。各大豆イソフラボン摂取量の第1四分位を対照群とし、アレルギー疾患既往の調整オッズ比を算出したところ、性・年齢調整モデルで、各大豆イソフラボンの摂取量とアトピー性皮膚炎との間に負の量・反応関係が認められた。交絡因子を調整すると、その負の関連は変化しなかった。アレルギー性疾患のうち、アレルギー性鼻炎、喘息については、アレルギー疾患との間に有意な関連は認められなかった。徳島県の勤労者において大豆イソフラボンの摂取が、アトピー性皮膚炎のリスクを下げる可能性が示唆された。
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Strategy for Future Research Activity |
(抄録なし)
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Report
(2 results)
Research Products
(14 results)
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[Journal Article] Consumption of Seafood, Serum Liver Enzymes, and Blood Levels of PFOS and PFOA in the Japanese Population.2013
Author(s)
Yamaguchi M, Arisawa K, Uemura H, Katsuura-Kamano S, Takami H, Sawachika F, Nakamoto M, Juta T, Toda E, Mori K, Hasegawa M, Tanto M, Shima M, Sumiyoshi Y, Morinaga K, Kodama K, Suzuki T, Nagai M, Satoh H.
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Journal Title
Journal of Occupational Health
Volume: 55
Pages: 184-194
Related Report
Peer Reviewed
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[Journal Article] 勤労者の夕食終了から就寝時間までの間隔と健康状態との関係2013
Author(s)
中本真理子, 酒井徹, 首藤恵泉, 安藝菜奈子, 小杉知里, 秦明子, 篠田香織, 桑村由美, 南川貴子, 市原多香子, 田村綾子, 船木真理
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Journal Title
日本栄養・食糧学会誌
Volume: 6
Pages: 185-193
NAID
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Peer Reviewed
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[Presentation] 徳島県勤労者の血清脂肪酸濃度とインスリン抵抗性との関係に関する疫学研究2013
Author(s)
中本真理子, 酒井徹, 首藤恵泉, 安藝菜奈子, 小杉知里, 秦明子, 篠田香織, 桑村由美, 南川貴子, 市原多香子, 田村綾子, 船木真理
Organizer
第67回栄養食糧学会
Place of Presentation
名古屋大学(愛知県)
Year and Date
2013-05-25
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