Project/Area Number |
13035049
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
廣瀬 伸一 福岡大学, 医学部, 助教授 (60248515)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 元宏 弘前大学, 医学部, 助手 (10281916)
満留 昭久 福岡大学, 医学部, 教授 (30038749)
杉山 博之 九州大学, 理学研究院, 教授 (20124224)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥7,500,000 (Direct Cost: ¥7,500,000)
Fiscal Year 2002: ¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
Fiscal Year 2001: ¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
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Keywords | 遺伝学 / ゲノム / 神経科学 / 脳神経 / 脳神経疾患 / てんかん / チャネル病 / 組換え動物 / 熱性けいれん / ADNFLE / BFNC / GEFS+ |
Research Abstract |
中枢神経発現イオンチャネルに当てる研究法により、遺伝子バンクより前年度に引き続き、以下の発見を行った。 (1)広汎性てんかん熱性けいれんプラスII型で脳内Na^+チャネルSCN1Aの新規遺伝子異常2つを発見した。 (2)日本人の優性遺伝てんかん熱性けいれんプラスの発症に、世界に先駆け、Na^+チャネルSCN2A遺伝子が関与していることを発見した。この変異はNa^+チャネルのinactivationを遅延させ、Na^+イオンの流入が増すことを示した。これは、変異により、Na^+チャネルがより電気的により興奮しやすくなることを意味し、てんかんの興奮性の昂進と良く一致した。 (3)乳児重症ミオクロニーてんかんで脳内Na^+チャネルSCN1Aの遺伝子異常を計34ヶを44人の患者で発見した。その内容は以前報告されたものとは異なり、多くのミスセンス変異が存在することが分かった。 これらとは並行して、ラット胎仔脳cDNAライブラリーから、上記ヒト遺伝子に相当するラットKcnq2,Kcnq3,Chrna4,Chrnb2,Scn2a cDNAのクローン化を完了した。これを利用し、Chrna4の遺伝子異常(変異により,アセチルコリンの感受性は変わらないものの、deactivationが早期におこり、電気的興奮がよわまる)によるチャネル異常を細胞レベルで明らかにした。 日本エスエルシーで、今春,Charna4に異常を持つ遺伝子組み換えラットが誕生した。現在,ノックインマウスの作成を始めている。
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