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G1期停止からアポトーシスへのスイッチ機構の解析

Research Project

Project/Area Number 13043014
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

山村 康子  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (50146809)

Project Period (FY) 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2001: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Keywordsアポトーシス / 細胞周期 / 転写因子 / 発現制御 / 標的遺伝子
Research Abstract

細胞周期の制御機構は、その概要が明らかにされつつあるが、細胞周期から逸脱しアポトーシス、分化へと向かう機構は未だ不明な点が多い。TGF-βは、CdkインヒビターP21^<Cip1>、p27^<Kip1>、p15^<lnk4b>を活性化し、細胞のG1期停止を引き起こすが、一方、細胞のアポトーシスを誘導することが知られている。本研究代表者らは、Smad転写因子の活性化を介してG1期停止が、SmadとAP-1転写因子の相互作用を介してアポトーシスが誘導されることを報告しており、SmadとAP-1の相互作用により活性化される標的遺伝子を同定し、その活性化機構を解析することにより、細胞が細胞周期から逸脱しアポトーシスへと向かうスイッチ機構を解明しようと試みた。
1.cDNAマイクロアレイ解析、semi-quantitative RT-PCR法を用いて、TGF-β依存性アポトーシス誘導を担う標的遺伝子を検索し、遺伝子候補としてFasリガンド遺伝子、P51(P63)遺伝子、DAPキナーゼ3遺伝子、rad6のヒトホモログ遺伝子を得た。
2.FasとFasリガンドの相互作用を阻害しアポトーシス誘導を抑制するブロッキング抗体により、あるいはドミナントネガティブ型変異p51(p63)の過剰発現により、TGF-β依存性アポトーシスが抑制されることを見出した。
3.Fasリガンド遺伝子プロモーターのレポーターコンストラクトを用いてルシフェラーゼ解析を行い、TGF-β刺激に伴いプロモーターの転写活性が著明に上昇することを示した。さらに、同プロモーターにAP-1、Smad転写因子の結合配列が存在することを見出し、両結合配列に変異を導入したプロモーターのレポーターコンストラクトを作製している。

Report

(1 results)
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2018-03-28  

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