Project/Area Number |
13128101
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
平尾 俊一 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90116088)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原田 明 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80127282)
高田 十志和 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (40179445)
岡本 佳男 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60029501)
伊藤 嘉彦 京都薬科大学, 薬学部, 教授 (40026018)
村井 眞二 科学技術振興事業団研究成果活用プラザ大阪, 館長 (00029050)
国武 豊喜 北九州市立大学, 工学部, 教授 (40037734)
蒲池 幹治 福井工業大学, 工学部, 教授 (40028163)
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Project Period (FY) |
2001 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥74,800,000 (Direct Cost: ¥74,800,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥21,300,000 (Direct Cost: ¥21,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥23,100,000 (Direct Cost: ¥23,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥28,900,000 (Direct Cost: ¥28,900,000)
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Keywords | ナノ空間 / 空間制御 / レドックス機能 / レドックスシステム / 組織体 / 集積化 / 錯形成 / 高次組織 / 組織化 |
Research Abstract |
本研究では、レドックス機能を誘起させるとともに、不斉環境を含めレドックス部位を制御配置させるかに関し、レドックスシステムを分子レベルで設計・合成し、そのシステムを用いた動的機能発現に関する研究を展開した。分子や金属の特異的機能や構造の複合化、次元設計された単位構造の組織化や集積化、生体分子系・超分子系・動的錯体系との融合化をナノ空間で行った。この空間制御に基づき、三つの系の特性や機能を超えたレドックス誘起システムを創成した。高次構造である共役系、ネットワーク、らせん、超分子、抗体などを関係させ、それら空間場の特徴を駆使したレドックスシステムが構築されたと考えられる。機能性材料や触媒として有用で、先端テクノロジーに寄与するとことが大である。 計画研究代表者および分担者は緊密な連携や打ち合わせを行い、効率的に研究を展開させ、研究目標を達成するための成果を得た。また、領域内の共同研究も行った。本特定領域研究のホームページを設定し、メンバー間の情報伝達に役立てるとともに、情報はニュースレターを介し一般にも公開した。総括班会議は計6回行った。公開シンポジウムとともに国際シンポジウム「ナノ構造制御とレドックスシステム」を開催した。Science誌の3報を含め国際的一流学術雑誌に約370報を報告し、国際会議の招待講演は57回を数えた。特許出願は45件で、新聞に21回報道された。来春Springerから本特定領域研究の内容で出版を予定している。
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