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クロマチンリモデリングに関与するヘリカーゼによる転写調節ネットワーク

Research Project

Project/Area Number 13206050
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionNara Institute of Science and Technology

Principal Investigator

河野 憲二  奈良先端科学技術大学院大学, 遺伝子教育研究センター, 教授 (50142005)

Project Period (FY) 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
KeywordsRuvBタンパク質 / クロマチンリモデリング / ヘリカーゼ / 転写調節 / マイクロアレイ / TBP
Research Abstract

RVB2/TIH2の高温感受性株を利用し、また酵母DNAマイクロアレイ法を用いることにより、RVB2/TIH2依存的に転写調節を受ける遺伝子群を網羅的に探索した。マイクロアレイを行った結果、Rvb2p/Tih2pが不活化すると転写が抑制されるもの、逆に転写が促進される遺伝子群があり、転写が抑制されるものの多くはΔino80でも転写が抑制されていた。一方転写が促進される遺伝子群はΔino80とは挙動を共にしなかった。これらの結果をノザン解析を行うことにより確認した。この結果から、RVB複合体はIno80複合体に含まれ転写を制御している場合と、Ino80とは別の形で転写を制御している場合とがあることが予想された。免疫共沈降実験により、Rvb2p/Tih2pとRvb1p/Tih1pとは複合体を形成していることがわかったが、さらにGST-RVB融合タンパク質を作製し、GST pull-down実験を行うことにより、Rvb1pとRvb2pとが直接結合している可能性が高いことが明らかとなった。また、同様な免疫沈降実験によりRVB複合体とTBPとは相互作用していることが判明した。TBPとRVB2との2重変異株を作製すると、29℃での細胞の生育ができなくなる合成効果がみとめられ、両者が遺伝的にも関連していることが裏付けられた。面白いことに、この効果はTBPのアレルに特異的であり、その部位とRVB複合体とが相互作用している可能性がでてきた。現在、RVB複合体に含まれる個々のタンパク質を、MALDI-TOFを用いて解析しており、新しいタンパク質が同定されつつある。今後は、これらのタンパク質が転写制御にどのような役割を持つかを調べるとともに、標的遺伝子が明らかになったので、その転写制御に実際にRVB1/TIH1,RVB2/TIH2が関わっているのかどうかを種々の方法で確認していきたい。

Report

(1 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

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All Publications (1 results)

  • [Publications] Y.Fujioka, Y.Kimata, K.Nomaguchi, K.Watanabe, K.Kohno: "Identification of a novel non-SMC component of the SMC5/SMC6 complex involved in DNA repair"Journal of Biological Chemistry. 277(In press). (2002)

    • Related Report
      2001 Annual Research Report

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Published: 2001-04-01   Modified: 2018-03-28  

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