DNAメチル化を用いた遺伝子診断法による早期診断法の確立
Project/Area Number |
13218110
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
伊東 文生 札幌医科大学, 医学部, 講師 (90223180)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 幸成 札幌医科大学, 医学部, 助手 (60311411)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥7,400,000 (Direct Cost: ¥7,400,000)
Fiscal Year 2001: ¥7,400,000 (Direct Cost: ¥7,400,000)
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Keywords | 消化器癌 / メチル化 / MCA法 / アポトーシス / 潰瘍性大腸炎 |
Research Abstract |
MCA(methylated CpG island amplification)法を用いて、大腸癌細胞、膵癌細胞などより、メチル化のターゲット遺伝子の断片を100種類以上単離することに成功した。これらの断片より、プロモーター領域がメチル化することにより発現が低下する新規遺伝子として、カルシウムチャンネルに関連するCACNAIG遺伝子、アポトーシスに関連するHRK遺伝子、細胞周期に関連するCHFR遺伝子などを新規にクローニングすることに成功し得た。これらの遺伝子について、消化器癌細胞および消化器癌組織を用いてDNAメチル化の頻度をCOBRA(Combined bisulfite restriction analysis)法や、我々の開発したbisulfite-SSCP法を用いて検討を行った。いずれの遺伝子も消化器癌において高頻度にメチル化しかつ発現低下も認められること、この結果は種々の遺伝子に高頻度にメチル化を認める腫瘍(CpG island methylator phenotype-CIMP)においてさらに顕著であった。さらに、長期経過例の潰瘍性大腸炎の前癌病変である高度異型上皮において、加齢と共にメチル化の程度が亢進する遺伝子群(p16遺伝子exon1,MYOD遺伝子、ER遺伝子、CSPG2遺伝子)が高頻度にメチル化されていること、また、きわめて興味深いことに高度異型上皮を伴う潰瘍性大腸炎の非腫瘍部粘膜においても高頻度にメチル化していることが明らかになった。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)