仮想先物市場(U-Martシステム)を用いた経済システムの制度創発に関する研究
Project/Area Number |
13224079
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
塩沢 由典 大阪市立大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00109076)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷口 和久 大阪産業大学, 経済学部, 教授 (80268242)
北村 泰彦 大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00204917)
中島 義裕 大阪市立大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (40336798)
佐藤 浩 防衛大学校, 情報工学科, 助手
小野 功 徳島大学, 工学部, 助教授 (00304551)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Keywords | 仮想市場 / テストヘッド / エージェント / シミュレーション / 人工知能 |
Research Abstract |
今年度はサーバー開発、分析用データベースの構築、ワークショップの開催を中心に活動した。サーバー開発に関する合宿を9月に行い今後の基本方針を固めた。高度な情報提供や大規模シミュレーションに対応するためUDPによる通信を採用した。また、制度設計に関する研究を行う為に必要な機能を洗い出した.基本となる部分は既に実装されているが細かい機能に関しては、むしろ現在進められている研究成果を見てから決定すべきであり、現在は分析ツールの開発に注力している。分析用のデータベースに関しては、大阪証券取引所などから価格情報の提供を受けている。一方これまでU-Mart上で実施したシミュレーション結果をデータベース化し、自由に利用できるような体制を整えた。ワークショップに関しては、5月に大阪市立大学で公開の講習会を行い、人工知能学会(5月)、中央大学商学部(6月)、産業技術総合研究所(7月)、米国のCMU(10月)、甲南大学(12月)、米国ブルッキングス研究所(1月)でデモンストレーションを行った。その結果、実験参加者や教育用の利用予定者が増加した。平成14年7月にCMUで開催されるCASOSでU-Martの国際コンペが開催される事、その際にブルッキングス研究所のアクステル氏が米国内のオーガナイザとして参加する事が決定した。8月にはSICEの創発シンポジウムの中で大規模な公開実験を行い、14チームから39種のプログラムエージェントの参加があった。10月にはFiscoやSimplex等の情報提供や証券取引の教育システムを提供する会社との研究会を開催した。1月の合宿では、宮崎大学の田中氏より経済物理学の講演を聞いた。その後マイクロストラクチャ、効率的市場仮説、人工市場の先行研究に基づく研究プログラムを具体化した。平成14年3月には進化経済学会で専門のセッションを設け研究成果について包括的に報告する。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)