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メタロプロテアーゼ毒素産生フラジリス菌のパソゲニシティーアイランドと病原性

Research Project

Project/Area Number 13670267
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Bacteriology (including Mycology)
Research InstitutionGifu University

Principal Investigator

加藤 直樹  岐阜大, 医学部, 助教授 (00108078)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 加藤 はる  国立感染症研究所, 細菌第二部, 主任研究官 (00273136)
田中 香お里  岐阜大学, 医学部, 助手 (20242729)
Project Period (FY) 2001 – 2003
Project Status Completed (Fiscal Year 2003)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2003: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
KeywordsBacteroides fragilis / トキシン / メタロプロテアーゼ / エンテロトキシン / 毒素遺伝子 / 生物活性 / 細胞変性
Research Abstract

エンテロトキシン活性を持つメタロプロテアーゼ(BFT)を産生し,小児下痢症との関連があると思われているBacteroides fragilis(ETBF)のpathogenicity island (BfPAI)の遺伝子解析を主に行った。
1.BFTの3種類のisotype, BFT-1,BFT-2,BFT-3をコードしているbft-1,bft-2,bft-3遺伝子を保有している株ごとにBfPAI全体の塩基配列を決定した。
2.いずれのisotypeもBfPAIは大きさ約6kbで,同じであったが,塩基配列はやや異なっていた。bft-1保有株とbft-2保有株におけるBfPAIのidenityは97.3%,bft-1保有株とbft-3保有株の間では96.3%,bft-2保有株とbft-3保有株の間では95.9%であり,bft-3保有株のBfPAIは他の2種類のものとはやや異なっていた。
3.bft-1,bft-2,bft-3間のindentityに関しては、すでに報告したように(FEMS Microbiol. Lett.,2000,N, Kato et al.),bft-2とbft-3のidenityの方がbft-1より高く,アミノ酸配列も同様にbft-2とbft-3の方がより似ていた。
4.しかし、培養細胞に変化を起こさせる能力は,各isotype10株を用いた検討ではbft-2,bft-1,bft-3の順で高く,bft遺伝子の相同性とは一致せず,BfPAI全体の相同性の方が高い関連性を示した。
5.BfPAI中に認められるORFのうち,bft遺伝子を除く,mpIIとORF-Aを比較すると,第2のメタロプロテアーゼをコードしているmpIIに関しては99%以上の高い相同性が認められた。一方bftに隣接するORF-Aでは,細胞毒性が最も強いbft-2保有株はbft-1保有株により似た塩基配列を持っていた。

Report

(2 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

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