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骨関節組織の老化変性の発生機序と、細胞寿命・老化の克服による関節再生修復法の開発

Research Project

Project/Area Number 13671497
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Orthopaedic surgery
Research InstitutionToyama Medical and Pharmaceutical University

Principal Investigator

遊道 和雄  富山医薬大, 医学部, 助手 (60272928)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 木村 友厚  富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (80167379)
長田 龍介  富山医科薬科大学, 附属病院, 助手 (40293310)
松野 博明  富山医科薬科大学, 医学部, 助教授 (00219461)
Project Period (FY) 2001 – 2003
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywords再生医学 / テロメア / テロメラーゼ / 細胞老化 / 細胞寿命 / 骨芽細胞 / 軟骨細胞
Research Abstract

我々は、慢性リウマチ(RA)における傍関節性骨粗鬆症の発症機序を骨芽細胞の細胞寿命・細胞老化の観点から分析することを試み、骨芽細胞の寿命がRAの傍関節性骨粗鬆症に影響することを確認した。また、テロメアの逆転写酸素であるテロメラーゼを誘導することにより骨芽細胞寿命の延長を成し得ることが立証された。
1.骨芽細胞活性及び細胞寿命の加齢に伴う変化
RA、変形性関節症(OA)群とともに加齢に伴う骨芽細胞(初代培養)の増殖能、骨芽細胞活性、骨基質合成能及び細胞分裂可能回数の低下がみられ、平均テロメア長にも経年的な短縮傾向を認めた。両疾患群ともに、初代培養骨芽細胞の平均テロメア長と細胞寿命は有意な正の相関が見られた。同年齢間で比較すると、骨芽細胞の細胞活性・増殖能、骨基質合成能、細胞分裂回数及びテロメア長はいずれもRA症例がOA症例よりも低値を示した。RA、OA患者から分離されたすべての骨芽細胞群からは、本研究継代培養期間を通じてテロメラーゼ活性は検出されなかった。
2.hTERT cDNA導入骨芽細胞の細胞寿命及び細胞活性
培養骨芽活性には、テロメラーゼを構成する3コンポーネントのうちhTRとhTP1は発現していたが、hTERTの発現は検出されなかった。hTERT cDNA導入骨芽細胞には、hTR, hTP1とともにhTERTが発現しており、テロメラーゼ活性が確認された。hTERT cDNAを導入した骨芽細胞は、コントロール細胞に比べて有意に細胞寿命が延長された。コントロール細胞では継代が進むに従い骨芽細胞活性及び骨基質合成能が低下するのに対して、hTERT導入骨芽細胞では長期的に維持される傾向がみられた。

Report

(1 results)
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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