Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Research Abstract |
本研究の目的はwavelength division multiplexed (WDM)全光通信網(all-optical network)の基本ルーティング問題に対する効率的なアルゴリズムの開発である。与えられた通信要求(ルーティング要求)にWDM全光通信網で答えるにはその要求の送り手と受け手の対に対してその対を連結するルーティング経路を選択し、その経路にチャンネル(波長)を割り当てなければならない。一方、異なる波長の信号は一つの光ファイバーを同時に通ることができるが同一の波長の異なる信号は一つの光ファイバーを同時に通ることができない。従って、同時に通信を行う全ての送り手と受け手の対に対してその対を連結するルーティング経路を選択し、同じ波長のルーティング経路の集まりが辺素(edge-disjoint)になるように経路に波長を割り当てる必要である。WDM全光通信網の波長の数は有限であるのでルーティング経路に割り当てる波長の数を最小化することは通信効率を高めるに重要な問題である。同じ波長のルーティング経路の集まりが辺素でなければならないという制約から、その最小化は解くのが難しい問題である。本研究はmulticastとall-to-allと言う基本ルーティング問題に対する効率的なアルゴリズムを開発した。開発したアルゴリズムを次の文献で公表された。 ・Xinchen Liu and Qian-Ping Gu,"Multicasts on WDM All-Optical Multistage Interconnection Networks",Proc. of the 2001 International Conference on Parallel and Distributed Systems (ICPADS'01), pp. 601-608, June 2001 (also submitted to Journal of Information Science and Engineering). ・Qian-Ping Gu and Shietung Peng,"Multi-hop all-to-all broadcast on WDM optical networks",Proc. of the ICPP01 Workshop on Optical Networks, pp. 291-296, Sept. 2001 (also submitted to IEEE Trans. on Parallel and Distributed Systems).
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