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加齢による視覚反応時間の変化の刺激依存性の解析

Research Project

Project/Area Number 13710050
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 実験系心理学
Research InstitutionToyama Prefectural University

Principal Investigator

井戸 啓介  富山県立大学, 工学部, 講師 (60291001)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2002: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Keywords視覚 / 心理学 / 運動視 / コントラスト / 心理物理学 / 反応時間
Research Abstract

心理学的実験を利用し,視覚情報処理が並列的なサブシステムによってなされているという観点から,加齢による機能低下のメカニズムの解析をおこなうための実験を行った.より具体的には,運動刺激に対する反応時間を指標とし,刺激の時空間的特性ならびに順応輝度レベルを組織的に変化させることによって,すでに視覚心理学的に分離されているサブシステム,すなわち定常系と過渡系の各々にどのように選択的な機能低下が生じるかを解明することを試みた.実験では,視覚的に呈示される運動刺激に対する方向弁別反応時間を測定した.刺激のコントラストを,その閾値でノーマライズした形で変化させて反応時間を求め,その結果から反応時間のコントラスト依存曲線を導出することを試みた.
しかしながら,当初の予測に反して,運動方向弁別課題のコントラスト依存性は,コントラスト値の増加に対して単調な関数とならないことが新たに見いだされた.したがって,「運動方向弁別のコントラスト閾値」という概念自体が再検討を要するものであることが明らかになった.このことをふまえ,運動方向弁別・コントラスト関数の形状に影響を及ぼすと考えられる刺激パラメータについて検討を行った.

Report

(2 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 井戸 啓介: "色はどのように表現されるか"ワークサイエンスレポート. 1609. 1-16 (2001)

    • Related Report
      2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

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