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地域社会における大学開放のニーズに関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 13710148
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Educaion
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

加藤 かおり  新潟大学, 大学教育開発研究センター, 助教授 (80323997)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2002: ¥200,000 (Direct Cost: ¥200,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywords生涯学習 / 大学開放 / 高等教育 / 大学開放のニーズ / 成人学習 / 地域社会
Research Abstract

本年度は、まず、平成13年度に成人学習者を対象に実施したアンケート調査「大学開放のニーズに関する調査」の結果を集計し、分析を行った。この調査により、成人学習者(新潟市内の成人教育機関における学習を行っている成人)における、生涯学習に関連する大学開放事業の(1)認知度、(2)参加利用状況、(3)今後の参加利用希望、(4)講座等に関する参加利用の条件および阻害要因、加えて、(5)生涯学習機関としての大学など、大学という機関へのイメージについてのデータを得た。この調査の分析結果については、平成13年度の日本生涯教育学会において口頭発表を行い、研究成果の還元を行った。
さらに、市内の企業主を対象に、企業規模別に大学開放に関するヒアリング調査を実施し、その分析を行った。
これらのアンケート調査やヒアリング調査により、地域に対して大学開放へのニーズを問うことよりもむしろ、大学が地域において何がしたいのか、何を目指しているのか、大学のアイデンティティを明確に示すこと、その上で、地域の人々とともにその地域の特性を探り、そこで、何が必要なのか、何ができるのかを地域および大学の双方が相互に引き出しあいながら、すなわちニーズを作り上げていく過程の必要性が明らかになった。この知見は、大学側が一方的に大学教育・研究の機能や成果を地域へ開くという従来の大学開放や大学の地域貢献の認識に対して、新しい視点を開くものである。

Report

(2 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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