Project/Area Number |
13740043
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Geometry
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
本多 宣博 広島大学, 大学院・理学研究科, 助手 (60311809)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | ツイスター空間 / 自己双対計量 / スカラー曲率 |
Research Abstract |
昨年度に引き続き、コンパクト単連結多様体上の自己双対計量、およびそれに付随するツイスター空間の複素幾何学的な性質について研究を行った。 昨年度、筆者は3つの複素射影平面の連結和の上の自己双対計量で、自明でないキリング場をもつものの存在を、既知の自己双対計量の同変変形を考えることにより証明したが、本年度はまずこの結果の、自己双対計量の貼り合わせ理論(gluing method)に基づいた別証明を与えた。このような自己双対計量は、存在自体がそれまでこの分野で予想されていなかったため、別証明を与えることは十分意義のあることである。さらに、このツイスター空間の複素幾何学的な構造を研究し、その構造定理(分岐因子の双有理同値類の決定)を与えた。この結果を論文Donaldson-Friedman construction and deformations of a triple of compact complex spaces, II,としてまとめ、海外の専門誌に受理された。 第二に、筆者は4つの複素射影平面の連結和の上の、非代数的なツイスター空間の研究を行い、自明でないキリング場があれば、ツイスター空間上には非特異な楕円曲線のC^★-軌道がただ一つ存在することを示した。さらに、そのようなツイスター空間の存在定理を非常に強い形で与え、Campana-Kreusslerが2000年に提出した問題に対して、より強い形で(群作用つきで)肯定的な解答を与えた。この結果を論文Non-Moishezon twistor spaces of 4CP^2 with non-trivial automorphism groupとしてまとめ、海外の専門誌に投稿した。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)