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X線CTによる骨盤、肩甲骨内部構造の観察と定量化

Research Project

Project/Area Number 13740494
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 人類学(含生理人類学)
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

近藤 修  東大, 理学(系)研究科(研究院), 講師 (40244347)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
KeywordsマイクロCT / 恥骨上枝 / 海綿質構造
Research Abstract

ネアンデルタール的特徴として注目される肩甲骨、骨盤の形態におけるCTスキャンによる内部構造の形態比較を目的としている。今回の研究では3次元座標軸の位置決めから対象とする計測部位の決定、緻密質、海綿質構造の何を計測し、どのように定量化すべきか、あるいは可能かといった方法的な問題の解決を第一に目指した。
東大博物館所蔵の現代人寛骨を用いて、データ収集方法について検討をおこなった。
・CT装置は東大博物館に平成12年度に納入されたmicroCTを使用した。撮影方法、拡大率、X線の強度、照射時間等のパラメータ設定について検討した結果、以下のようにほぼ決定できた。
1.恥骨結合面を基準面として水平に設置し、CT画像をこれと平行に撮影できるようにセッティングした。
2.拡大率はできるだけ線源に近い方が解像度が上がるが、寛骨の大きさによる物理的な理由により270mmとした。
3.X線強度は一定の130kv, 80μAに、照射時間は撮影時間との兼ね合いで2分と3分の2通りのものを選択した。
・座標軸の設定:CT画像データをCT Rugleにインポートした後に恥骨結合面の外形を二値化してとりだし、2次モーメントの主軸方向をY軸として設定した。
形態特徴値抽出プロセスの確立
・コンピュータ上に取り込まれたCTデータは、3次元での表示が可能であるが、実際の形態分析時には2次元平面での分析が現実的であると思われる。恥骨上肢の長さに対してパーセント点を決め、それぞれの断面で特徴を抽出することとした。
・骨の内部構造形態の特徴値としては、緻密質の厚さ分布、海綿質の密度、小柱の方向性について計測パラメーターを設定した。次のステップとして現代人における変異の分析をおこない、それによってはさらに計測パラメータの吟味が必要となる。

Report

(1 results)
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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