カオス動揺に含まれるシステム動特性情報を利用した発電機パラメータ値同定法
Project/Area Number |
13750250
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
電力工学・電気機器工学
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
喜多 敏博 熊本大学, 総合情報基盤センター, 助教授 (20284739)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2001: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | カオス / 非線形性 / 電力動揺 / カオス同期 / パラメータ値同定 / 分岐現象 / 一機無限大母線系統 / モデル同定 |
Research Abstract |
本年度は,前年度に引続き提案手法の有効性の検討を実験的に行った。 1.小型実験機でのカオス現象実験 計算機シミューレションで確認されたカオス現象が現実のシステム(実験用模擬電力系統)に対しても生じることを確認した。実験用小型発電機の界磁回路応答特性は,計算機シミューレションで想定した実系統レベルの大型機と異なり,極めて時定数が小さいが,AVRブロックのゲインや時定数を調節することで同様のカオス現象を観察することが出来た。(前年度でシミュレーションによって検討した)適切な動揺振幅の設定についても可能であることを確かめ,現実システムに過剰な不安定動作をさせることなく,カオス的動揺現象を発生させ得ることを確認した。 2.提案するパラメータ値同定法を実験的に検証 カオス現象が実験でも生じることが観察できたことをふまえ,実験データに対してカオス同期現象が確認できるシステムを作成し,パラメータ値同定が可能かどうかの検証を行った。計測システムを試作し,いくつかのパラメータに対し妥当な測定結果が得られるかどうかを調べた結果,カオス的動揺現象そのものに大きく影響を与えるパラメータを同定するのには適さないことが分かった一方,パラメータによっては提案手法が有効なことが確かめられた。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)