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血管平滑筋細胞を収縮型から合成型へ転換させるシグナル伝達経路の解明

Research Project

Project/Area Number 13770041
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General pharmacology
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

熊谷 啓之  群馬大学, 医学部, 助手 (20321945)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Keywords血管平滑筋 / 形質転換 / 血小板由来成長因子 / シグナル伝達 / 核内移行 / 血小板由来増殖因子 / 核移行 / クローニング / レトロウイルスベクター / GFP融合
Research Abstract

動脈硬化や血管形成術後再狭窄(post-angioplastic restenosis)に代表される血管増殖性病変は、血管平滑筋細胞の形質転換によるものとされている。中膜の収縮型細胞が、種々の細胞外刺激により合成型へと転換して内腔側へ遊走し、増殖するものと考えられている。従来、形質転換を誘発する細胞外因子に関しては比較的解明が進んでいたが、細胞内で一体どのような変化が起こっているのか、未だ不明な点が多かった。
そこで本研究では、血管平滑筋細胞において細胞外からの形質転換誘発刺激を核内へと伝達する蛋白(群)を新たにクローニングすることを目的とした。これにより、形質転換につながる細胞内シグナル伝達経路の解明に突破口を開くことを目指した。具体的には、血小板由来成長因子(platelet-derived growth factor, PDGF)で大動脈平滑筋細胞株を刺激した際に核内移行する蛋白(群)のクローンを、同細胞由来のcDNAライブラリーのなかから選別してきた。なお、ここで用いたクローニング方法は、研究代表者が新たに考案し、本研究の中で確立するに至った。今回、その有用性、汎用性をかんがみて国内および国際特許出願を行うことにした。特に国際特許出願(PCT出願)では、発明を公知にしてしまった場合、全く救済措置がない。それゆえ、本研究の方法の詳細および具体的な成果は国際特許出願を完了するまで差し控えさせていただきたい。

Report

(2 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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