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アルコール代謝遺伝子と耐糖能異常出現機構の関連性について

Research Project

Project/Area Number 13770167
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Hygiene
Research InstitutionYamagata University

Principal Investigator

根来 宗孝 (根來 宗孝)  山形大学, 医学部, 助手 (80258152)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2002: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Keywordsアルコール / 耐糖能 / アルデヒドデヒドロゲナーゼ / 血糖値 / 血中インスリン濃度 / アルコールデヒドロゲナーゼ / 耐糖能異常
Research Abstract

目的:エタノール(以下アルコール)による糖代謝異常については、低血糖に加え耐糖能異常も報告されている。低血糖は、長時間の飢餓状態の後に大量飲酒を行うと出現する。アルコールの短期、長期摂取、あるいは摂取量によって耐糖能異常に相違があると認められている。本研究において、健常者のアルコール短期摂取による耐糖能に及ぼす影響をアセトアルデヒドデヒドロゲナーゼ2(ALDH2)の表現型により耐糖能は変化するのか傾向を調査した。また、ウイスター系ラットのアルコールデヒドロゲナーゼ(ADH)の多型性について検討した。
方法:ALDH2表現型が活性型(1型)および不活性型(2型)の男性健常者に対し、10gのアルコールと100g糖負荷の併用試験および100gの糖負荷試験を行った。採血は負荷直前、負荷後30、60および120分に行い、血中インスリン濃度(IRI)及び血糖値(BG)を検査した。
ラット個体毎のADH多型性は肝ホモジネートを等電点電気泳動後、活性染色により検出した。
結果:アルコール糖負荷併用/糖負荷単独によるIRI経時平均変化はそれぞれ10.6/8.5、107.3/76.4、79.4/76.1、76/76.7μU/mlであった。IRI30分値はアルコール摂取により著明な増加傾向を示した。アルコール糖負荷併用/糖負荷単独によるBG経時変化はそれぞれ90/88、151/144、120/130、90/104mg/dlであった。ALDH2表現型ごとのアルコールによるIRIおよびBGの0-30分値経時変化に関して、アルコール摂取による2型IRI値の変化は認められなかった。一方、1型では大きい傾向を認めた。BGに関してはALDH2の表現型によると考えられる影響は確認されなかった。また、ラットADHに多型性を見出した。現在遺伝様式について検討中である。

Report

(2 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

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