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1型糖尿病感受性遺伝子であるT-bet遺伝子の遺伝子多型に関する分子機能解析

Research Project

Project/Area Number 13770399
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Pediatrics
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

井原 健二  九大, 医学(系)研究科(研究院), 助手 (80294932)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywords1型糖尿病 / T-bet / 転写因子 / 遺伝子多型 / 疾患感受性遺伝子
Research Abstract

生体防御を司るTリンパ球のサブセットであるTh1とTh2のバランスの変化が種々の病態に深く関わっている。T-bet遺伝子は、最近同定された転写因子で、Th1系の細胞に特異的に発現し、かつ未熟なTh0細胞からTh1系への分化に重要な働きを有することが示唆されている。今回、Thl優位な疾患である1型糖尿病の発症におけるT-bet遺伝子の関与に着目して研究を進めた。まず、ヒトT-bet遺伝子のゲノム構造と遺伝子多型(イントロン1にGTリピート、3'UTR領域にCAリピート多型と33番アミノ酸ヒスチジン/グルタミン多型を明らかにした。これらT-bet遺伝子内の3カ所を遺伝子多型と1型糖尿病との関連を、疾患関連研究法で解析した結果、3カ所の遺伝子多型のそれぞれ特定の遺伝子多型頻度が1型糖尿病母者で統計学的に有意に高かった。以上の結果よりT-bet遺伝子は日本人集団における1型糖尿病の疾患感受性遺伝子であることを証明した。次に、現在T-bet遺伝子の33番アミノ酸ヒスチジン/グルタミン遺伝子多型(33H/Q)による、T-bet分子の転写因子としての機能変化を検討している。2種類のT-betの発現するプラスミド(pTbet-His33,pTbet-Gln33)それぞれと、インターフェロンプロモーター/ホタルルシフェラーゼベクター(pIFN-g.luc)、さらに導入効率の検定用のベクター(pRL-CMV)の3種類のプラスミドをTリンパ球由来Jarkat細胞にリポフェクション法にて導入し、短期間培養の後にルシフェラーゼ活性を測定することにより、T-bet遺伝子の2種類の多型が、インターフェロンガンマ遺伝子が転写に与える影響を検討中である。

Report

(1 results)
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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