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遺伝性体側性色素異常症の早期診断法の開発

Research Project

Project/Area Number 13770441
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Dermatology
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

柴田 真一  名古屋大学, 医学部付属病院, 助手 (90324417)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2002: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords遺伝性対側性色素異常症 / マイクロサテライト / ブラックライト / ダイレクトシーケンス / SNP / マイクロサテライトマーカー / haplotype / デルマトスコープ / genotype
Research Abstract

現在、症状が軽い遺伝性対側性色素異常症(Dyschromatosis Symmetrica Hereditaria以下DSHと略。)患者の判定には、マイクロサテライトのhaplotypeを調べる方法と、ブラックライトにより脱色素斑をより明瞭にする方法がある。haplotypeによる解析は診断を行う人間の技量に関わらず正確な判定を行うことができるが、用いるマイクロサテライトマーカーと患者の組み合わせによっては有効な情報が得られない問題点があった。ブラックライト撮影は有効ではあるものの、より詳細な観察が正確な診断に必要とされた。本研究では平成13年度にDSHのhaplotype診断に役立つマイクロサテライトマーカーの探索と、デルマトスコープを用いた詳細な観察法の開発を行っている。
しかしながら最も確実なDSHの診断法開発には原因となる遺伝子の特定が必須となる。このため平成14年度はDSH候補領域内に存在しDSHの原因と考えられそうな遺伝子配列を、Beckman社のDTCS kitと同社のCEQ2000XL Genetic Analyzerを用いてダイレクトシーケンスを行い、変異及びSNPに関して調べた。また、DSH候補領域内の既知SNPに関しては、ABI社のHuman Assays-on-Demand^<TM> SNP Genotyping Productsと、同社のABI.PRISM【○!R】7700 Sequence Detection Systemを用い、判定を行った。その結果変異こそ見つからなかったものの、SNPとこれまで調べられたハプロタイプ及び家系のデータを統合することで、約800kbであったDSH原因遺伝子の候補領域を約350kbに縮めることができた。
今後は、DSH原因遺伝子をつきとめ、患者個人のgenotypeのみで診断できる遺伝子マーカーを発見し、デルマトスコープによる観察と複合させてより正確、迅速かつ簡便なDSHの診断法を作り上げたい。

Report

(2 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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