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マウス神経冠培養系におけるメラノサイトの発達におけるエンドセリンの影響

Research Project

Project/Area Number 13770479
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Dermatology
Research InstitutionSt. Marianna University School of Medicine

Principal Investigator

浅野 真里  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助手 (70329283)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
KeywordsSCF / ET3 / KIT / ETRB / DOPA / tyrosinase / S1 mouse / neural crest cell / EDN1 / EDN3 / melanocyte / development
Research Abstract

これまでの研究でSCF/KIT情報伝達およびET-3/ETRB情報伝達がメラノサイトの発達に極めて重要な役割をしていることが判明しているが、両者の相互作用とその時期など不明な点が多い、そこで、我々はET-3がメラノサイトの増殖・分化に及ぼす影響を知ることを目的にマウス神経冠初代培養系にET-3とSCFを単独あるいは同時添加して出現するKITおよびDOPA陽性細胞数を検討した。
1)基本培地のみの無添加群(control群)2)SCF単独添加群 3)ET-1単独添加群4)ET-3単独添加群 5)SCF+ET-1併用添加群6)SCF+ET-3併用添加群 7)SCF+抗エンドセリン8)エンドセリン+抗SCF抗体 以上の群について、それぞれ、培養6,9,15日目に培養細胞をACK2(抗KIT抗体)を用いた酵素抗体法で染色しKIT陽性細胞の数を測定する。また、培養6、9、15日目に培養細胞にDOPA反応を行い、DOPA陽性細胞を測定した。
《結果》 KITは無添加では3目以降検出できなかったのに対して、SCF添加群では日数の経過とともに陽性細胞数が増加した。ET3単独では15日に増加した。ET1単独では明らかな増加はみとめられなかった。SCFとETの併用群では陽性細胞の増加は顕著で、特にET3との併用群ではカウント不能であった。
DOPA陽性細胞も同様の傾向を示したが、ET単独の15日目はKITと違い、顕著に増加した。また、ET1併用群ではKITの場合と異なり、ET3同様カウント不能となる増加を認めた。
平成14年度では、SCF欠損マウスの神経冠について同様の検討をした結果、SCFを培地に添加すれば野生型の場合と同程度の陽性細胞が出現したが、エンドセリンだけではKIT陽性細胞もDOPA陽性細胞も出現しなかった。メラノサイトの発生にはまずSCFがエンドセリンより先行して働くことが示唆された。

Report

(2 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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