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海馬神経組織におけるβアミロイド蛋白質による一酸化窒素の誘導と神経細胞毒性

Research Project

Project/Area Number 13770550
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Psychiatric science
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

小野 常彦  熊本大学, 医学部附属病院, 助手 (90295139)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2002: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsアルツハイマー病 / βアミロイド蛋白質 / 神経細胞毒性
Research Abstract

1.海馬スライスにおけるβアミロイド蛋白質毒性の経時的影響について検討
海馬スライスを数週間培養し、経時的な組織学的変化について超微細構造を含め光学顕微顕及び電子顕微顕(JEOL 2000EX)を用いて解析した。βアミロイド蛋白質による刺激を加えていない培養22日目の海馬スライスを固定し電子顕微鏡にて観察したところ、神経細胞では細胞質内にリボゾーム、ミトコンドリア、ゴルジ装置を認め、二重の核膜に包まれた核内にはやや肥大した核小体を認めたが明らかな組織学的異常は見られなかった。
2.海馬スライスにおけるβアミロイド蛋白質毒性の定量
海馬スライスに対するβアミロイド蛋白質の毒性発現を生化学的、組織学的に、特にアポトーシスに焦点をあてアポトーシス関連蛋白質の定量、組織学的検索をIn Site Apoptosis Detection Kitを用いて行った。海馬スライス組織を用い、βアミロイド蛋白質による刺激後、パラフィン固定を行いTACS2による染色を行ったところ、lipopolysaccharide投与にて海馬錐体細胞のアポトーシスが確認され、さらにそれは1-40までのアミノ酸配列を持つ10μM βアミロイド蛋白質による刺激で増強された。
3.NO消去剤を用いた、細胞毒性に対する保護作用の検討
NO消去剤を用い、βアミロイド蛋白質が持つ、細胞毒性の中和作用について生化学的な解析を行ったがコントロールとの有意差は認められなかった。

Report

(2 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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