Project/Area Number |
13770579
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Hematology
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
近藤 恭夫 金沢大, 医学部附属病院, 助手 (10322116)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | CML / DLI / GVL / 組織適合抗原 / CD49b |
Research Abstract |
移植片対白血病(graf-versus-leulkemia, GVL)効果の誘導を目的としたドナーリンパ球輸注療法(donor leukocyte infusion, DLI)によって、同種造血幹細胞移植後の慢性骨髄性白血病(chronic myelogenous leukemia, CML)再発の大部分は寛解に至る。本年は、これまでにわれわれが同定したGVL効果担当BV16陽性T細胞クローンのエピトープの同定を試みた。VB16陽性T細胞クローンのCDR3領域についてアミノ酸配列を決定した結果、このT細胞クローンのCDR3領域はmyelin basic proteinを認識するT細胞クローンと同様のモチーフを有しており、HLA-DRB1*1501拘束性にCD49bIドメインを認識できる可能性が考えられた。患者とドナーのCD49bIドメインではコドン256に変異がみられ健常人を対象とした解析の結果患者型とドナー型の対立遺伝子の頻渡は0.66と0.34であった。患者とドナーはそれぞれの対立遺伝子のホモであった。次に、ドナーの樹状細胞に患者型DC49bIドメイン由来の15-merペプチドをパルスした後に放射線照射し、DLI後寛解時に患者から採取したドナー由来のT細胞と2週間培養したところ、in vivoで同定したクローンと同じCDR3モチーフを有するBV16陽性T細胞が増殖した。さらにこのT細胞は患者型CD49bIドメイン由来の15-merペプチドをパルスしたHLA-DRB1*1501導入・細胞に対してのみ有意に細胞増殖活性を示した。以上のことから、CD49bは初めて同定されたHLA-DRB1*1501拘束性組織適合抗原であり、GVL効果の標的抗原と考えられた。
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