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HOX遺伝子の新規counterpartのクローニング及び融合遺伝子の機能解析

Research Project

Project/Area Number 13770590
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Hematology
Research InstitutionKinki University

Principal Investigator

東芝 昌樹  近畿大学, 医学部附属病院, 助手 (70330256)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2001: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
KeywordsHOX遺伝子 / t(7;14)白血病 / NK / myeloid leukemia
Research Abstract

Hox遺伝子群はhumanでは各染色体上に5-10個ずつタンデムに存在し,その生理機能は体節形成,器官形成をコントロールし,造血細胞においては幼若骨髄細胞に発現し,分化とともにdown regulateされることが知られている.
t(7;11)白血病は,白血病の1型として比較的高頻度にみられ、7p15のHoxa9と11p15のNUP98の転座であることがわかつっている。この融合遺伝子の生物学的意義は,元来幼若骨髄細胞に発現し,分化とともにdown regulateされるはずのHoxa9が,恒常的に発現しているNUP98のブロモーターコントロール下で活性化されることが、癌原性に寄与していると考えられている。
我々は、当科死亡退院されたAML(MO)症例のbone marrowの染色体すべてにt(7;14)(p15;q32)を認め,これまでに染色体異常の報告がないことから,新規の遺伝子転座であり,7p15がHox遺伝子と仮定し、新規の融合遺伝子である可能性が示唆され、検討を行ってきた。Hox A9遺伝子配列内部に11組の異なる増幅を生じ得るようデザインしたブライマーを作成し,健常者サンブルをコントロールにPCRを施行。AML(MO)症例では健常者と異なり、ある部分は増幅され配列全体は増幅し得ない、すなわち、中途から他遺伝子と融合しているかを検討している。現在のところ、健常者骨髄細胞のみならず、末梢血単核球でもPCRでHox遺伝子が充分検出されることを確認し、AML(MO)症例のautopsyで得られた脾臓細胞で、健常者と異なるPCR増幅パターンが得られるかを検討中である。

Report

(2 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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