膵内分泌細胞の分化初期過程の解析―膵幹細胞移植をめざして
Project/Area Number |
13770667
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General surgery
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
林 京子 北里大学, 医学部, 助手 (30240211)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 膵臓 / 再生 / 90%切除 / 膵幹細胞 / PGP9.5 / 分化 / 膵内分泌細胞 / 膵管結紮 / 再生膵 / Rat / Pancreatectory / Progenitor cell |
Research Abstract |
我々は膵移植治療に向けて、β細胞への分化過程を明らかにし、膵内分泌細胞の幹細胞を特定することを目的としている。そのため、ラット90%膵切除モデルを用いて、分裂期のS期の細胞を標識するBrdU(Bromodeoxyuridine)で細胞増殖の動態を経時的かつ細胞種別に観察してきた。(Arc Histo Cyto 62、337-346、1999)この実験系列において、(1)膵内分泌細胞の再生過程を観察し(Arch.Histol.Cytol 2003 in press)、また(2)神経マーカーであるPGP9.5(protein gene product9.5)が膵発生および膵管結紮後膵炎の再生過程において、内分泌細胞のprogenitor cellのマーカーであることを見出した。(EJ49(1),61-74,2002)さらに、これらの実験系列を用い、(3)膵内分泌細胞の転写因子とされるPDX-1血清とその他の転写因子と合わせながら、免疫組織化学法を駆使し、術後24時間という超早期に着目したところ、術後数時間よりA.:腺房中心細胞にPP(Pancreatic polypeptide)とPGP9.5が出現し、しかもこれらの細胞にBrdU陽性であった。さらに、B:腺房部に外分泌顆粒を保持し、内分泌細胞の特徴である細胞質の明るい細胞が出現し、これらがPDX-1陽性であることが確認された。これらは腺房中心細胞が膵幹細胞になりうること、腺房細胞も内分泌細胞に分化することが90%切除膵でもおこることが確認された。我々はこれらのA、Bの細胞について、免疫組織化学法(免疫電顕)にて検討中である。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)