上肢における非侵襲的in vivo3次元キネマティクス解析システムの開発
Project/Area Number |
13770794
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
森友 寿夫 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (00332742)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2002: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | biomechanics / wrist / elbow / magnetic resonance imaging / 3-dimentional motion analysis / kinematics / volume registration / 3 dimention |
Research Abstract |
1.Volume registrationを用いたin vivoキネマティクス解析ソフトウエアの開発。 生体の関節運動を3次元的に解析することができるin vivo3次元運動解析システムを完成させた。生体MRI画像より各骨要素の3次元モデルを作成し、2つの異なるポジションでのボリュームデータをマッチングさせる新しいシステムを開発した。またその精度検証も行った。 2.正常肘関節in vivo3Dキネマティクス研究 proximity mapping法を用いて肘関節のcontact areaを調査した。上腕尺骨関節では、すべてのポジションでcontact areaは滑車の中央部でなく、内側寄りに位置していた。また、上腕橈骨関節では、伸展位から120°屈曲位までは橈骨頭中央部が上腕骨小頭と接触していたが、最大屈曲位では橈骨頭の前方にcontact areaが移動していた。 3.手関節in vivo3Dキネマティクス研究 手関節掌背屈、擁尺屈運動における手根中央関節のキネマティクスを解析した。 橈尺屈:橈骨に対し近位手根列は橈尺屈だけではなく掌背屈方向に大きく動いていた。近位手根列の手根骨間運動は比較的小さかった。手根中央関節は橈背側/掌尺側方向への有頭骨腰部を中心とする回転運動であった。 掌背屈:橈骨に対し、舟状骨の方が月状骨より大きく掌背屈していた。近位手根骨間では、舟状骨月状骨間は大きく動いたが月状骨三角骨間の動きは小さかった。手根中央関節では、遠位手根列は月状骨三角骨に対し大きく掌背屈していたが舟状骨との動きは小さかった。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)