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インターネットを用いた病診連携システムの構築

Research Project

Project/Area Number 13771262
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 矯正・小児・社会系歯学
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

森川 富昭  徳島大学, 歯学部, 助手 (30274244)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2002: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Keywordstelemedicine / collaboration / internet / dentistry / java / dental / image
Research Abstract

【方法】システム構成のサーバはDell社CPU:インテル(R)Xeon(1.5GHz), OSはLinux(RedHat8.0),データベースエンジンはPostgreSQL, WebサーバはApache2.0で構築した.プログラム言語はPostgreSQLのデータベース間の接続にPHP4,JAVAアプリケーションの開発にJAVA言語を用いた.データの通信経路はすべてサーバ経由であるため,本システムでは,クライアント同士の通信は実装されない.M-NetはWWWブラウザおよび独自に開発したJAVAアプリケーションにて構築されているのでインターネットにアクセスできる環境であればM-Netが利用可能である.著者等が初めて開発したのは,1.利用者のRAM(Random Access Memory)上でのみ稼働するシステム,2.通信上のデータを全て暗号化した点である.
【結果】実験運用として,徳島大学歯学部と高松市歯科医師会歯科救急医療センター,開業歯科医,ブラジル国,米国の歯科医師との間で通信テストを行った.
M-Netは,インターネットを介して,両施設の医師・歯科医師間で診療情報,特に医療画像(顔貌写真,口腔内写真,デンタルおよびパノラマX線写真,CT立体構築画像,超音波診断画像,病理標本顕微鏡画像等の診断に必要なデータ等)についてのカンファレンスを可能とした.M-Netによりグループ(システム利用者)での知識共有が行え,グループの知識をM-Netに実装したエージェントモデルにより効率的に検索が行えた.各施設がISDN回線である場合には,最初の読み込み速度で問題が生じたが,最近整備されてきたADSL回線であれば転送速度に何の問題もなく利用することができた.また,JAVAが利用できるすべてのプラットフォームで利用することができた.
【考察および結論】ネットワークを介した医療情報の共有が行えるシステムを構築し,実験運用したところシステム運用が可能であることが証明された.今後はシステムに組み込むエージェントモデルを強化し,システム利用者の知識共有に,さらに有用なシステムとする必要があると考えられる.

Report

(2 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 森川富昭, 西野瑞穗, 有田憲司: "病診・病病連携を行うためのリアルタイムコラボレーションシステムの構築 -歯科領域における試行-"医療情報学(Japan Journal of Medical Informatics). 第22巻・3号. 197-205 (2002)

    • Related Report
      2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

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