メカニカルストレスに対する歯根膜細胞の応答性について
Project/Area Number |
13771263
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
矯正・小児・社会系歯学
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
横関 雅彦 徳島大学, 歯学部, 助教授 (10314866)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2002: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | メカニカルストレス / 歯根膜 / DNAマイクロアレイ / ストレスファイバー / 細胞内カルシウム濃度 |
Research Abstract |
矯正学的歯の移動に伴う歯周組織改造現象の分子機構を明らかにするために、培養ヒト歯根膜細胞に対して、一軸性培養細胞伸展装置による周期的伸展力を付与し、DNAマイクロアレイを用いて発現遺伝子の変動をスクリーニングした。DNAマイクロアレイは、258種類のサイトカインやサイトカイン受容体のcDNAがスポットされているメンブレンタイプのものを用いた。ヒト歯根膜細胞は、小臼歯の歯根膜組織からoutgrowthした細胞を継代培養して実験に用いた。ヒト歯根膜細胞はアクチンの脱重合に重要な役割を担うthymosin-beta 10などいくつかの興味深い遺伝子の発現が高かった。また、周期的伸展力に反応して上昇および減少するいくつかの遺伝子を同定した。さらに、RT-PCR法で上昇している遺伝子の検討を行い、確実に上昇が確認された4遺伝子について現在詳細に検討中である。その中の一つとして、血管内皮細胞の増殖に重要な役割を担うvascular endothelial growth factor(VEGF)が含まれていた。近年、VEGFは骨吸収に重要な役割を担うことが明らかにされているため、矯正学的歯の移動に伴う歯周組織改造現象に深く関与していることが示唆された。また、その他いくつかの力学的刺激に応答すると考えられる遺伝子を同定したため、現在in situ hybridizationにより同定した遺伝子のin vivoでの発現について検討を行っている。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)